英語教育が重視されている昨今、家庭での英語学習もあたりまえのようになってきています。

どこの家庭でも、わざわざ宣言しないだけで、何かしらの英語教育を実践しているのではないでしょうか。

 

我が家にもディズニー英語システムの中古教材がありますが、ずっと、私だけが熱意を持って取り組み、子供たちはそこまでハマっていなかったように思います。

しかし、ある日を境に、息子が突然英語に興味を持ち始めます。

今回は、そのお話をまとめてみたいと思います。

DWEを購入してすぐの頃は

DWEの教材を購入して間もないころは、目新しいおもちゃといった感じで、抵抗なくDVDを見たり、教材を使って遊んでいました。

私もそれがうれしかったですし、順調だと考えていましたが、徐々に子供たちの関心が薄れていくのが分かりました。

ミッキーマジックペンだけは、ずっと興味を持って楽しく遊んでくれていましたが、それも少しずつ出番が減りつつありました。

カブトムシへの関心をきっかけに

夏はカブトムシに興味を持ち、見てみたい、つかまえてみたい、育ててみたいと言うようになりました。

家族総出でカブトムシをつかまえに山に行き、失敗してさらにリベンジしました。

我が家では、ペットショップなどで買ってくるカブトムシではなく、あくまでも自然で生きるカブトムシを見せることにこだわり、そしてなんとか、雑木林で樹液を堪能するカブトムシたちを子供たちに見せることができました。

 

また、カブトムシやクワガタを調べるための図鑑を用意しました。

図鑑には、海外のカブトムシも掲載されていて、息子はそのカブトムシたちに惚れこんでしまったようです。

かっこいい!つかまえたい!こんなの見てみたい!と言うようになりました。

 

外国産のカブトムシも、お店で売っているものではなく、自然で生きてるのがちゃんといるんだよ、と伝えると、息子は目を輝かせながら、ホント?と聞いてきました。

日本ではなくて、外国にいるんだよ、外国の人に案内してもらって、例えばヘラクレスオオカブトを探しに行くことだってできるんだよ!と言うと、息子は大興奮して、行ってみたい!絶対行く!と言いました。

外国でカブトムシを探すには、外国の人の言ってることが分からないといけないよね、英語ができれば、ガイドさんとコミュニケーションが取れるから、ヘラクレスオオカブトを探しに行けるね!と話すと、英語話せるようになる!と言ってくれました。

 

またしばらく、DVDを嫌がらずに真剣に見てくれるようになりました。

海外旅行の話をする

子供たちと何気なく会話をしていた時に、旅行って何?と聞かれたことがありました。

ちょっと遠くに遊びに行って、有名な場所を見てきたり、その場所でしか食べられないおいしいものを食べてきたりすることだよ、と答えました。

行ってみたい!と関心を持ってくれました。

 

パパとママは、外国にも旅行に行ったことがあるよ!と伝え、海外旅行の写真を見せました。

自然の海で、自分の目の前で泳ぐカラフルな魚たちや、見たことも無いような建物などの写真を、子供たちはとても興味深く見ていました。

 

ママは英語のお話が上手じゃなかったから、簡単な言葉で、簡単なやりとりしかできなかったのが、ちょっと悔しかったんだ、と教えてあげました。

すると、全部英語で話すの?と質問が出ました。

そうだよ、英語を話す国の人たちだから、英語でたくさんお話しできると、いろんなことを教えてもらえて、もっと楽しかったと思うよ!と言いました。

英語って大人になっても役に立つから、小さいうちに話せるようになっちゃえば、すごく便利なんだよ、と付け加えました。

 

それ以来、子供たち、特に息子は、海外旅行に行ってみたい!と、自分から言うようになりました。

保育園のお友達と共通の話題

入園して1年以上経つと、保育園のお友達でも、どうやらDWEをやっていそうなご家庭があることに気づきました。

送り迎えの車内でDVDが流れていて、息子が、あ、同じDVDだよ!と教えてくれたのです。

 

自分以外にも同じものを見ている人がいる、となると、共通の話題になるようで、そのお友達とDWEの会話をして盛り上がったようです。

その子は、送り迎えでたまたまタイミングが重なると、息子には英語であいさつをしてくれたりするようになりました。

この人なら通じると思ってくれたようです。

子供たちも、よろこんで英語であいさつを返すようになりました。

息子の変化

すると、その頃から家の中でも、知っている単語を英語で発音したり、これって英語だとなんて言うの?と聞いてくれたりするようになりました。

 

どうやら保育園で、DWE仲間のお友達と、英語の単語クイズをしているようなのです。

知らなかったり、答えられないと悔しいようで、ひとつでも多く単語を覚えたいという気持ちなのか、家じゅう目につくものを指さして、これはなんていう?これは?これは?と確認するようになりました。

 

親の発音よりも、DWEの教材の発音で教えたいと思い、DWEの絵辞典を使って、正しい発音で単語を一緒に調べるようにすると、発音もだんだん向上していきました。

 

そして、疑問を自分で調べることができるようになると、親に聞くのではなく、最初から教材で調べる習慣が付いてきました。

とても良い変化だなと感じました。

共有する仲間は重要

たまたま息子の場合は、同じ保育園でDWEをやっているお友達がいましたが、身近にそういった人間関係が無ければ、なかなか意欲を高めることは難しいと思います。

 

だからこそ、DWEのイベントに参加したり、そこで友達を作ったりすることが重要なのだということが、とても良く分かりました。

お互いに切磋琢磨して、楽しく学ぶことができます。

 

しかし、中古での教材購入では、イベントに参加することはできません。

英語に興味がある仲間、英語のアウトプットができる仲間を見つける必要があります。

リアルな知り合いで近くに住んでいるのであれば、一緒にパーティーをしたり、DWEのDVDに出てくるシーンと同じような場面を再現して遊ぶこともできます。

また、近くにそうした知り合いがいなくても、中古のDWEを持っている家族同士で交流し、LINEなどで通話したり、英語の歌を歌いあったりすることもできるかもしれません。

まとめ

英語への興味や関心を引きだして、維持することが、教材を継続して活用していくために必要不可欠です。

お子さんの好きな分野や、得意な面で英語との関連性を教えてあげると、自分からやってみようと思ってくれるはずです。

 

DWEの新品でも中古でも、DVDを見せっ放しで終わりではなく、アウトプットが必要です。

会員のイベントに参加できるなら参加することが一番ですが、中古を利用しているとか、会員はやめてしまったとか、はたまた、コロナ禍でイベントは難しいということであれば、やはり自分で仲間を探して、オンラインで通話や、少人数でのパーティーなど、英語をアウトプットする場を作るのがいいでしょう。

 

大人数でのパーティーは、世の中の状況から言ってあまりおすすめできませんが、いつもよく会う人と(例えば、保育園や学校でも会う、職場でも会うなど、普段から接点がある)なら、少人数で、適切な距離を保ちつつ、英語のコミュニケーションの場にできるかもしれません。

DVDのように、サンドイッチやホットドッグを持って、外でピクニックをするのもいいですね!

 

子供たちが、楽しく、そして確実に英語の力をつけられるように、親としてできることは余さずやっておきたいものです。