レジ袋有料化し、エコバッグ所持率も上がってきました。

なんの買い物にでも、同じエコバッグを使いまわすのはナンセンスです。

 

スーパーの食品用、アパレルショップの衣類用、出勤日のコンビニ用など、用途に合わせて使い分けて、賢くエコに貢献したいですね。

 

スーパーの場合

一番頻繁に利用するのは、スーパーなどで食品を購入するためのエコバッグでしょう。

一口に食品用と言っても、保冷機能の有無や、形状もさまざまあり、どれを選ぶのがいいのか迷ってしまいますね。

 

スーパーのお会計では、プラスチック製の買い物かごの形をしているものなら、基本的にそのまま袋詰めもしてもらえます。

 

かごサイズのエコバッグでも、袋詰めしてもらえるよ!と、思った方もいらっしゃるかもしれません。

実はこれ、スーパーによって基準はまちまちで、かごにぴったりセットできるものなら袋詰めします。とか、マイかご以外はすべてご自身で袋詰めをお願いしますとか、ばらばらだったりします。

また、スーパーのレジで働く友人から聞いた話だと、買い物客がエコバッグをかごにセットするのに手間取っていると、その間に次のお客様の会計を終わらせられるくらい待たされることがけっこうある、と教えてくれました。

それが原因で、待っているお客様が不機嫌になったり、イライラしているのが分かると、申し訳なさと、どうしようもないもどかしさと、複雑な気持ちになると言っていました。

 

要は、周りに知らないうちに迷惑をかけているかもしれないということです。

だいたい、そのようなお客様というのは、自分が人を待たせて迷惑をかけている、という感覚がそもそも無かったり、気づきもしなかったり、なんならお支払いも遅かったりすることが多いようです。

 

そんなふうになるよりは、確実に袋詰めしてもらえて、周りに迷惑をかけにくい、マイかごを使いたいなと私は思いました。

軽さやコンパクトさのメリットから、どうしても袋を使いたいなら、自分で袋詰めをするべきだと思います。

 

自分でやってみるとよく分かるのですが、かごサイズの袋って、意外と詰めるのは難しいですよ。

本当のかごと違って、底や側面は固くないので、重さが違うものを入れるとすぐに片寄ってしまったり、それが原因で中身が傾き、持ち帰るまでに液漏れしてしまったりと、いろいろな問題が発生します。

 

買い物かごの形はけっこうかさばるので、置き場所に困るというデメリットもあったりするのですが、車で買い物に行く方や、スーパーが家から非常に近い方などは、スーパー専用の買い物かご、マイかごを用意するのが一番おすすめです。

 

スーパーが新しくオープンするときに、マイかごを無料でもらうことができる場合もあります。

マイかごは大きいので、処分に困ることもありますが、これを解決してくれるのが、レンタルかごのサービスです。

 

スーパーによっては、マイかごとして一旦決まった金額を支払えば、そのままずっと使い続けることはもちろん、もしも不要になった場合はかごを返却すると、最初に払った金額が戻ってくるサービスがあります。

最初にかかる費用も、だいたい300円から500円ほどで、エコバッグを買うのとそれほど変わりません。

洗濯機で洗うことはもちろんできませんが、ガシガシ拭いたり、アルコール消毒もできるので、衛生面もそれほど心配ないのも魅力です。

エコバッグを清潔に使うためにお手入れも欠かせません。別の記事でまとめていますので、ぜひ併せてお読みください。

 

これ、非常に画期的で、素晴らしい取り組みだと思うので、多くのスーパーで採用されるようになってほしいなと思っているのですが、このサービスのあるスーパーは、私の行動範囲内には一か所しかないんですよね。

 

みなさんの周りには、レンタルかごサービス、やっているところはありますか?

ぜひ活用してみてくださいね。

 

 

交通手段や、置き場所、かさばる問題などで、買い物かごは選択肢に入らないよ、という方は、レジ袋の形状のエコバッグがおすすめです。

容量が多く、肩掛けできるものが非常に便利です。

 

購入の際は、耐荷重を確認しましょう。

ちなみに我が家は、基本は週に1回か2回の買い物で、まとめ買いをしています。

 

子どもたちが牛乳が大好きなのでそのまま飲む用と、朝食に簡単なシリアルやヨーグルトを出すことも多く、ヨーグルトは種菌から自宅で作るので、その分も必要です。

普段の買い物で、だいたい毎回牛乳を最低でも2本を購入します。

パスタもよく作るので、1kg入りの乾燥パスタも良く買います。

肉は多めに買って冷凍するので、500g以上のパックを数種類一度に購入することもよくあります。

豆腐もよく使うので、3連パックのもので450g、約500gと考えても、すでに4kgです。

そこにさらに野菜なんかも入ってくると、毎回それなりに重い買い物になります。

調味料が切れたとか、缶詰を買ったとか、本当にあっという間に指が引きちぎれそうな重さになります。

 

耐荷重はぎりぎりでは不安なので、せめて10kgなど、余裕を持って選ぶようにしましょう。

耐荷重が20kg、30kgなど、安心感あるものもたくさんあるので、耐荷重に注目して探してみるのもいいですね。

 

私の場合は、お弁当用でも、力尽きた日の晩ごはんにも、冷凍食品をよく利用します。

冷凍食品をよく買うなら、保冷機能は必須ですね。

 

保冷機能のついたエコバッグは、上が閉じるようになっていないと、せっかくの保冷機能も半減してしまいます。

巾着式で閉じるタイプと、ファスナーで閉じるタイプがありますが、保冷機能はファスナータイプのほうが長時間持続します。

 

ただ、巾着タイプは袋の上に多少中身がはみ出しても閉じることができるので、収納力でいえばこちらに軍配が上がります。

これは好みで選んでも大丈夫なところかと思います。

 

アルミシートをはさんだ保冷バッグですが、これは注意が必要です。

私は100円の保冷バッグを買ったら、すぐに壊れてしまったという経験があります。

合計で1.5kgほどの小さい缶ジュースを持ち歩いていたら、突然縫い目がやぶけて缶ジュースをぶちまけてしまいました。

アルミシートの素材が、そのままでは縫いにくいものであるため、きちんとした縫い方をしていなければ、すぐにこわれてしまいます。

縫製が丈夫かどうかをよく確認しましょう。

 

コンビニの場合

出勤する日は毎日コンビニを利用している、という方も多いのではないでしょうか。

 

私の場合は、基本的には自分で作った超手抜き弁当と、水かお茶が入った水筒を職場に持っていくのですが、時には疲れ果てていて、手抜きの弁当さえ作る気力が無いこともあります。

弁当は作ったけど、水筒をキッチンの上にそのまま忘れてくる日もあります。笑

そんな時は、やはり出勤前にコンビニに立ち寄って、お弁当を買ったり、飲み物を買ったりすることがあります。

 

レジ袋有料化してから初めてコンビニで買い物をしたときに、まさかレジでそのまま自分で袋詰めするとは思っていなくて、非常に戸惑いました。

コンビニのバイト経験でもあれば、難なく袋詰めしてサッと立ち去れるのでしょうが、私はあいにくその経験はありません。

 

その日私は、ねぎ塩豚丼(正確な商品名は忘れました 笑)と、500mlの紙パックのジュース、食後のデザートとして、スティックタイプのアイスを購入しました。

普通のスーパーで使うようなエコバッグしか持っていなかったのでそれに入れたのですが、職場に到着するとエコバッグは濡れていて、お弁当のにおいが染みついていました。

コンビニ弁当を入れるには、エコバッグのマチの大きさが合っておらず、傾いてしまったことが原因と考えられます。

そして、弁当の上に無造作に置かれた500ml紙パックも、その重さで弁当のふたに圧力をかけ、汁もれしやすい状況を作ってしまったようです。

さらに悪いことに、アイスがいつの間にか移動してしまい、一番下にきており、全体の重みでアイスが若干変形していました。

職場に着いて中身は冷蔵庫と冷凍庫へ避難させ、エコバッグもすぐに水洗いし、干しておき、帰宅後さらに洗濯をしたので、色やにおいも元通りにはなったものの、コンビニでの買い物はエコバッグの形状を選ぶものだなと勉強になりました。

 

その日の夜、すぐにネットでコンビニ用のエコバッグを探しました。

すると、なんとも画期的なエコバッグを発見しました。

ローソンで販売している、エコバッグが上下二層になる優れもので、上段に飲み物を入れ、下段にお弁当を入れることで、傾いたり片寄ったりしにくくしてくれるというものです。

考えた人天才!と思いました。

価格も850円と、全然手が出ない金額ではありません。

元を取ると考えたら、1年間毎日使うくらいの覚悟が必要ですが、この機能性と便利さを考えたら、安いくらいだと感じました。

普段から、自作のお弁当入れとしても使いたいくらいです。

これは買いです!

 

衣料品など、アパレルショップの場合

普段スーパーばかりに行っていて、アパレルショップも袋が有料化しているとは思っていなかった私は、久しぶりに出かけた先の買い物で衝撃を受けました。

袋の値段がスーパーやコンビニのそれとは桁が違いました。

 

レジ袋ひとつ3円なんてかわいく思えてくるくらいでアパレルショップの袋は、10円~50円という価格設定になっていました。

そもそも、今回のレジ袋有料化の規制の対象は、プラスチック製のいわゆるレジ袋のみだったはずなのですが、これを機にお店の経費をお客様負担にしようという魂胆が丸見えで、なんだか納得いかないようなところがありますが、有料ですと言われてしまえば、もうしかたありません。

お会計後、買った子どもの靴を背負っていたリュックに入れて帰りました。

 

それぞれのアパレルショップで、ブランド名をデザインしたおしゃれなエコバッグを販売していたりしますが、自分がよく行く全てのお店でひとつずつエコバッグを買うわけにもいかないので、どうしようか悩んでいました。

悩んだ結果、どのアパレルショップにでも持っていけそうなシンプルなものを一つ用意し、食品用とは兼用しない、という、ただそれだけの簡単なルールを自分の中で作りました。

買った洋服などを家に持ち帰るだけなので、よほど大量に購入するなどしない限り、耐荷重などもさほど気にする必要はないでしょう。

 

レジ袋の形状ではなく、トートバッグの形で、エコバッグ自体が軽量なものを探しました。

 

そこで行き着いたのが、ユニクロのエコバッグです。

ユニクロのエコバッグは、価格も良心的で、税抜き190円です。

そして、非常にシンプルなデザインです。

全体がオフホワイトで、白いユニクロのロゴが小さく入っているだけなので主張せず、他のお店でのお買い物にも持っていきやすいです。

自分の好きなワッペンなどをアイロンで付けるか、縫ってくっつけてしまってもいいですし、そのまま使ってももちろんいいと思います!

 

そしてさらに、ユニクロにはマイユニクロというサービスがあるのをご存じですか?

現在は全国11か所の対象の店舗で、刺繍サービスを利用できます。

対象店舗が都市部のみなので、地方在住の方は利用は難しいですが、1か所10文字以内で税抜500円です。

 

もし、ちょっとセンスに自信のある方ならば、ユニクロカスタマイズというサービスがあります。

WEBから簡単に、商品へプリントや刺繍をオーダーできるサービスで、インクジェットプリントなら1枚から注文、470円から利用できます。

オーダーの内容によって価格がかわってくることと、商品代金と加工代金の合計が税抜5000円未満の場合は、別途税抜450円の送料もかかるのでご注意ください。

 

自分で作った世界に一つのデザインなら、エコバッグとしてだけでなく、毎日持ち歩きたくなっちゃいますね!

まとめ

エコバッグも、用途も種類もたくさんあり、どれを使うか迷ってしまいますが、いつ何を買う買い物なのか、どのくらいの量を買うのかなどを参考にして、自分に合ったものを選んで使いたいですね。

 

簡単に自分だけのデザインを作れる方法もあるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてくださいね。

眠っていた才能が開花して、デザイナーへの道が開けるかもしれませんよ!