お子さんによって、親によって、トイトレも様々です。

いろいろな失敗談も、読んでいると笑えてきますよ。

肩の力を抜いて、軽い気持ちで読んで行ってくださいね!

 

さっそく、いくつかの実際の体験談をご紹介しましょう。

 

 

あるお友達は、○○ちゃん、小学校に行くまでトイレしない!と、宣言していました。

その子のお母さんも、もうあきらめた~!と笑っていて、本人がやるというまで、待つことにする、と言っていました。

その後、本人の宣言に反して、年中さんの頃に急にやる!と言い出し、トイトレ完了!

今は無事にパンツで生活できるようになっています。

 

 

また別のお友達ですが、○○くんは5歳のお誕生日まではオムツしかはかない!と言っていました。

その子のお母さんと話したときは、練習しようと誘っても、トイレにすら来てくれないし、出たら自分でオムツを持ってきて、勝手に新しいオムツにはき替えてるんだ。と教えてくれました。

つまり、出る感覚も分かっているし、2時間くらいはオムツも濡れないそうで、どう考えてもパンツで大丈夫な状態になっているのですが、オムツが好き(?)なのか、今はまだパンツは嫌!というこだわりなのか、あとは本人の気持ちだけ、という感じでした。

そして5歳の誕生日。

宣言通り、その日以降はスパッとパンツに切り替え、おもらしも一回もないそうです。

 

 

もう一つの実例をお話ししますね。

 

初めからトイレに興味津々で、喜んでトイトレを始めた女の子のお話です。

2歳前頃からかわいいパンツを用意して、本人もやる気満々です。

 

トイレに行くことも抵抗がないし、オムツに出ると、ちー!ちー!とちゃんと教えてくれ、出る感覚がしっかり分かっている様子だったそうです。

これならすぐオムツ卒業だと思って始めたトイトレでしたが、トイレ成功する回数もそれなりに多いものの、失敗してしまい、床を濡らしてしまうこともけっこう多かったそうです。

 

スタートは早かったのに、気づけばトイトレ歴は長くなり、お友達に先を越されてしまったりしました。

早けりゃいいってもんではないにしても、やる気もあるし、出る感じも分かっているのに、なんでかな?と、すごく悩み、考えたそうです。

 

はい。これはもう、理由はただ一つですね。

膀胱に貯められる時間が、まだ短かったのです。

膀胱が透けて見えるわけではないので、あくまでも予測でしかありませんが、短い時間で、ちょろっと少量出るパターンが多かったりすると、まだ長い時間は貯められないよ~というサインのようです。

 

この子ももちろん、今はしっかりオムツを卒業しています。

 

 

このように、トイトレは、ただ早ければいいとか、練習すればできる、とか、そういう単純なものではなく、膀胱に貯められるようになるという、体の成長と、本人の気持ちの問題と、両方が成立しないといけません。

 

 

我が家のトイトレも、最初のうちは、便座に座っても出ませんでした。

何度も、座るだけのトイレタイムが続きましたが、タイミングが合った時に、シャーッとでるんですよ、これが。

 

このタイミングですが、おすすめは、起きたらすぐ!

その後は、2時間ごとくらいで、必ず遊びのきりのいいところで誘います。

 

お子さんのオムツに注目してほしいのですが、朝方、起きる前にオムツが濡れていない子は、膀胱の成長は完璧ですよ。

 

目覚めてすぐにトイレにつれていくのは正直大変なのですが、子どもが起きる前におもちゃをスタンバイしておいたり、トイレに誘う口実をあらかじめ作っておいて、なんとかがんばりました。

 

なんだか、とんとん拍子で進んだ感じに聞こえるかもしれませんが、上の子の時はトイトレ完了するまで非常に時間がかかりました。

 

始めようと思ってから、かれこれトータルで1年くらいかかっています。

 

私も、最初のうちは本気度が足りなかったというか、部屋でおもらししてほしくなくて、パンツの上にオムツを履かせたりして、潔くなかったです。

だからこそダラダラとトイトレが続いて、なかなか前進できずにいました。

 

で、もう失敗を覚悟で本気でやろう!と、やっと決意をしました。

 

連休が続くタイミングを狙って、部屋はカーペットなどの布製品はすべて撤去しまして、トイレのスリッパやマットも無くしてしまい、子どものトイトレを最優先にした状態にしました。

実は今も、その名残で来客の無い時はスリッパ無しを継続しています。

 

さて、気合を入れた後は、今までとは違って極端すぎますが、日中は何もはかずに過ごしてもらい、床が濡れたら拭く、また床が濡れたらたら拭く、何度も何度も拭きました。笑

 

そのうち、トイレまで行って、個室で出てしまったり、便座に座る途中で出てしまったり、少しずつ前進しているのが分かってくるんです。

 

少しでもがんばりが見えたらほめて、失敗してしまったら黙って拭く。

子どもにも一緒に拭いてもらったり、あとちょっとだったね、と声をかけたりして、3日目…

自分でトイレに行き、やっとできたんです!

 

そこからは、親のがんばりどころです。

朝起きてすぐ、食事の後、お出かけの前、帰ってきてすぐ…と、徹底してトイレでしてもらうようにしました。

だいたい2時間ごとにトイレに誘い、外出先でもトイレでしてもらうことを習慣づけしました。

 

正直、外出先も全て、というのは、けっこう大変でした。

子供用のトイレが無いところもありますし、あっても、清潔とは限りません。

しかも、ズボンを全部脱いでからしたがるので、どうしても床に裾がついたりして、気にはなりましたが、トイトレ完成までがんばらなきゃ!と自分に言い聞かせながら、なんとかがんばりました!

 

私、本当えらいぞ!!!

 

そんなの親として当たり前だと、言われてしまうかもしれませんが、当時はまだ夜泣きが続いていて、ほとんど眠れず、体力が付き始めてきた頃で、昼間も寝てくれなくて、常に眠くて意識がもうろうとしていたんです。

その中でよくぞがんばったぞ!と、自分をほめてあげたいです!笑

 

その甲斐あって、外出先でも、抵抗なくトイレに行ってくれるようになりました。

おそらく、わが子の場合、もしも、今日はお出かけだからオムツでもいいよ!としていたら、間違いなくトイトレは振り出しに戻ってしまっていたと思います。

こないだオムツにさせたじゃん!と、必ず言ってくるタイプです。笑

まとめ

トイトレ体験談をご紹介しました。

 

本当に、トイトレも十人十色ですね。

 

ご自分のお子さんと似ているタイプの体験談はありましたか?

お子さんの性格を見極めて、最適なパターンのトイトレで進めていきたいですね。

 

 

ぜひ、準備編やり方編の記事も、併せてお読みください!