レジ袋有料化になり、エコバッグを使うことが定着してきましたね。
私はけっこう、エコバッグ忘れてきた~!となることが多かったので、安くてかわいいエコバッグを探すくせが付き、自分のバッグにそれぞれひとつずつエコバッグを忍ばせて、できるだけレジ袋を買わないで済むようにしています。
さらに保険として、有料化になる前にもらったレジ袋も、小さくたたんでバッグのポケットに隠し持っています。
どんだけ有料の袋買いたくないんだって思いますよね。
ケチですって?いえいえ、節約上手!って言ってください。
さて、この便利なエコバッグですが、みなさん、本当に清潔に使えていますか?
食品を入れるものなのに、汚れがついたりカビが生えやすいのです。
今回は、子どもたちの口にも入る食品を持ち帰ってくるエコバッグを、衛生的に使うためのコツやポイントを見ていきましょう。
エコバッグ、洗濯している?
みなさんは、エコバッグをこまめに洗濯していますか?
おそらく、意見は割れるはずです。
お恥ずかしいことに、私は、エコバッグを洗濯しなければいけないなんて、全く考えていませんでした。
アパレルブランドなどで販売しているような、オシャレな素材のエコバッグを使っている方もいらっしゃいますか?
シースルーになっていたり、チュールやレースを使っていたり、繊細な刺繍が施されていたり…
あまりジャブジャブ洗える素材でないものもありますよね。
エコバッグは、必ず洗濯しなければいけないのでしょうか?
どうしてでしょうか?
実は不衛生になりやすいエコバッグ
エコバッグは、食品を入れて持ち運ぶので、衛生的に使いたいものですよね。
誰もが分かっていますし、意識していることです。
では、どうして不衛生になりやすいのでしょうか。
まず、エコバッグには、肉や魚を入れることもあります。
トレーに入って、ラップがついているとはいえ、食品のドリップがついていたり、漏れてしまうこともよくあります。
お惣菜の汁や、揚げ物の油がつくこともあるでしょう。
冷凍食品や、冷蔵食品を入れると、気温との差で結露が生じます。
すると、エコバッグに水滴がついて、エコバッグ自体も濡れてしまいます。
それを持ち帰って、食品を取り出したあと、きれいにたたんで、また忘れないようにバッグにしまって…
あたりまえの光景のようですが、実はこれも不衛生になってしまう原因です。
濡れてしまったエコバッグを、きれいにしてから完全に乾かしてたたまないと、カビが生えてしまったり、菌が繁殖してしまい、菌の温床になってしまいます。
このように、例え見た目がきれいに見えたとしても、見えない汚れや菌が付いてしまいやすいものです。
定期的に洗って、よく乾かしてからたたむようにしましょう。
エコバッグの選び方
毎日使うエコバッグ、もちろんオシャレさやかわいさ、大切ですよね。
好きなデザインのものを使うと、気分も上がります。
さらに、飲み物や調味料など、重いものを入れる場面も意外と多く、
耐荷重や耐久性も重要になってきます。
買ったものを持ち帰るときには、他の荷物も一緒に運ぶこともあります。
持ち手が肩にかけられる長さがあると、非常に便利です。
車で買い物に行く方ならば、持ち手の長さはそこまで気にしなくてもいいかもしれません。
そして、今回のテーマである、衛生面でのポイントとして、ジャブジャブ洗える丈夫な素材であることも大切です。
丈夫で洗える素材として、ポリエステルやナイロンがおすすめです。
あったらいいなと思うのは、たたんだときにまとめやすい工夫や機能のあるものです。
スナップボタンがついていて、くるっと丸めてとめられるものや、小さなポケットが付いていて、たたんでそこに入れ込めるようになっているもの、ケースやポーチがセットになっているもの、たたみやすいようにプリーツが付いていて、一瞬で小さくまとめられるものなど、まとめやすい工夫のあるエコバッグはたくさんあります。
見ているだけでも非常におもしろいです。
清潔さを保つためと、洗濯を繰り返してエコバッグがだめになったときは、買い替えが必要になりますから、食品用のエコバッグに関しては、あまり高価なものではなく、いさぎよく捨てることができるものを選びたいなあと、個人的には思います。
どうしても使いたい、おしゃれでデリケートなエコバッグは、食品用ではなく、洋服などを買ったときに入れる専用のエコバッグとして、うまく使い分けたいですね。
用途別のエコバッグの選び方も、別の記事にまとめていますので、ぜひ併せてお読みください。
エコバッグの使い方、洗い方
清潔にエコバッグを使うため、おさえたいポイントをご紹介します。
まず、エコバッグに肉や魚、お惣菜など、液漏れの可能性のある食品を入れる場合は、必ずサッカー台に備え付けのビニール袋に入れてから、エコバッグに入れましょう。
子どもと一緒の買い物のときなんかは特に、時間がかかってしまってイライラしたり、疲れてしまって親も力尽きそうになり、ビニールに入れるのすらめんどくさいと思ってしまう日もあるのですが(私だけ?)
ここはがんばってビニール袋に入れましょうね。
エコバッグに冷たい食品を入れて持ち帰ってきたら、できるだけ早めに食品を取り出しましょう。
長く入れておくと、それだけ袋が濡れた状態が長く続き、清潔を保ちにくくなってしまいますよ。
袋をからっぽにしたら、洗濯できる日は洗濯してあげましょう。
持ち手やポケットなどが他の洗濯物に引っかかってしまうので、洗濯ネットに入れて洗うのが良いでしょう。
余裕がある日や、汚れが気になる日は、洗濯前に酸素系の漂白剤で漬け置きしてから洗いましょう。
私は酸素系の粉末漂白剤が好きで、よく使っています。
色落ちもしにくいので、色柄がついていても安心ですよ。
どうしても時間がない日は、さっとアルコールなどでふき取ってあげるだけでも、菌が繁殖しにくくなり、安心です。
必ず完全に乾かしてから、たたみます。
アルコール消毒もできないときなどは、天日干しして乾かすのもいいでしょう。
外にペロンと干してあげるだけで完了です。
紫外線の殺菌能力にお世話になりましょう。
こちらも同様に、完全に乾いてから、たたむようにしましょう。
まとめ
洗濯のローテーションを考えると、少し多めにエコバッグを持っていてもいいかもしれません。
またかわいいエコバッグを探す楽しみが増えますね。笑
清潔に使うためのコツさえ押さえておけば、必要以上に不安になることはありません。
あまり神経質になりすぎると、ただでさえ忙しい育児と家事の中で、さらにやることが増えてしまってはパンクしてしまいますから、毎回使うたびに洗わなくても大丈夫です。
全く洗わないまま何か月も使う、ということだけは、避けましょうね。
がんばりすぎず、忙しい私たちですから、エコバッグでたまにはお惣菜も持ち帰ってきて、みんなでおいしくいただきましょうね!
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