子どもの習い事を考えていたり、すでに習い事をしているけれど、さらに追加で習い事を始めようと考えているかもしれません。
何の習い事がいいのか、どのタイミングがいいのか、非常に悩みますよね。
今回は、この習い事について一緒に見ていきましょう。
4歳からできる習い事いろいろ
水泳、英語、ピアノ、体操、サッカー、ダンス…
4歳くらいでは、このあたりが人気な習い事になっています。
このほかにも、現在人気が急上昇しているのが、プログラミングです。
プログラミング学習が必修化されることもありますし、現在では世の中のほとんどすべてのものに、プログラムが組み込まれています。
IT産業は今以上に発展していきますし、逆に言えば、そのような知識や技術があれば、就職にも有利になってくるでしょう。
現在でも、人気の企業では英語が公用語になっていたりするなど、募集するだけでも英語力が最低条件になっている企業も少なくないのと同じように、これからは、プログラミングのスキルは必須条件となってくる可能性があります。
今のうちからプログラミングに触れさせておくことで、大きくなっても抵抗なく知識や技術を身につけていけるかもしれませんね!
ただ、プログラミングは、教室の授業内容によっては、4歳になりたての時点では難しいかもしれません。
また、パソコンやタブレットを使用しながらの習い事になりますので、親の立場で言うと、あまり小さなうちから取り組むには、少し抵抗があるかもしれません。
なぜ4歳からがいいのか
もっと早く、3歳からでもいいのでは?5歳では遅いの?と感じるかもしれません。
もちろん、お子さんの発達の早さや、性格の問題、興味関心の有無や強さで、多少前後するのは当たり前のことです。
これはあくまでも我が家の息子の例を見た上で、私が感じたことです。
実は、3歳の時点でも、水泳教室の体験授業に参加してきたことがあります。
このとき息子は、プールの中に入っていくという最初の段階から大号泣し、半ば引きはがすようにしてプールに連れて行かれ、そのまま泣きながら体験教室に参加し、全く楽しそうではありませんでした。
もちろん、先生方はプロなので、最終的にはしっかりプールに浸かって、ニコニコと笑って、腕に浮き輪をつけて遊ぶ姿を見せてくれ、私も感動して涙したのですが、終わった後に息子に、楽しかったかを尋ねると、案の定、本当はやりたくなかったという答えが返ってきました。
そう、最後まで、本人がやりたいという気持ちになれなかったのです。
親と一緒に市民プールなどで遊ぶことは何度かあって、習い事になってもすんなりできるだろうと思っていた私たちは、考えの浅はかさを反省しました。
親と離れるという大きな課題が、思っていた以上に難しくて、大きなことなんだなと、実感させられました。
その後、水泳教室はあきらめ、市民プールと、夏場は家の前にビニールプールを出して遊ばせる日々が続きました。
プールでは楽しく遊べても、お風呂で顔や頭にシャワーがかかると極端に怖がったり、泣いたりするのは直らず、水に慣れるまでを親が手伝うには限界があることを痛感しました。
そんなことを考えながら、冬が過ぎて季節は春になりました。
だんだん気温も上がり、またプールに遊びに行けるような気候になってきたので、ダメもとで、またプール教室に参加してみることにしました。
今度は、雰囲気や指導方法の違いなども比較したかったこともあり、前回とは別のプール教室に参加してみることにしました。
結果から言えば、今回の体験教室は大成功でした。
スタートの時点で、親と離れても泣いたりすることなくすんなりプールに入っていったことは前回とは、全く違う光景でした。
何よりも、終わった後に本人が、楽しかったと言ってくれたことが一番でした。
そして実際に家では全くできなかった、耳より下までではありますが、水に顔をつけることができたことも大きい進歩でした。
本人は、調子に乗って、簡単だったよ!とまで言ってのけたのです。
プール教室、通ってみる?と聞くと、うん!と力強く返事をしてくれました。
これは、プール教室が悪いとか、そういうことではありません。
単純に、息子が親から一定時間離れても平気になるまで成長したということと、新しいことへの興味が、恐怖に勝るようになったこと、本当は難しくても、ちょっと嘘をついて簡単だと言い張るプライドが出てきたことが挙げられます。
このタイミングが、我が家の息子の場合は4歳だったということです。
このタイミングを何としても逃すまいと、すぐに契約したのは言うまでもありません。
人気な習い事
最も人気なのは水泳です。
これは、何年も不動の人気であり、先に述べたように我が家でも通っています。
ワーママと習い事、水泳教室のメリットや効果も記事にまとめていますので、ぜひ併せてお読みください。
そしてその次に英語です。
こちらも、英語の学習が自宅でできるように、我が家でも準備をしました。
水泳について、掘り下げていきましょう。
まず、水泳は体を強くしてくれます。
息子も、プール教室に通い始めてから、ちょっとした風邪や、発熱すら、ここ最近はなくなりました。
昔はあんなに保育園から呼び出され、毎月のように病院通いしていたのに、最後に病院に行ったのはいつだろう?と思うくらいです。
うわさには聞いていましたが、本当に、体が強くなるんだな、と驚きでした。
次に人気なのは英語です。
こちらも非常に人気の高い習い事です。
近所にも英語教室がいくつかあり、見学に行ったりしました。
単語のボキャブラリーが増えたり、英語に触れて親しみ、苦手感をなくすことができます。
学校での授業の際、置いていかれてしまうようなことは避けられると思いますし、何より、しっかり身に付けば一生ものです。
海外旅行で役立つのはもちろん、就職にも有利になりますし、積極的にコミュニケーションが取れるようになり、自信がつくなどのメリットもあります。
そして3番目に人気なのはピアノです。
小中学校の頃、クラスの合唱の伴奏をしてくれた子、同級生にも必ずいましたよね。
ピアノのイメージですが、なんとなく、かわいくておしとやかな子が習っている、という印象があります。
リズム感や音感が身に付き、楽譜が読めるようになったり、別の楽器に挑戦するにしても、必ず役立ちます。
特技として一生付いてくるものであり、場合によっては職業にすることもできるでしょう。
費用はどのくらいかかるのか
人気の3つの習い事の、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
プール教室は、最初は入会金が必要になり、だいたい毎月5000円から10000円に、水着やスイムキャップなどの費用がかかります。
入会金については、キャンペーンなどで免除されたり、体験教室参加後すぐに申し込むと無料になるなど、プール教室ごとにお得なタイミングが必ずありますから、公式ホームページなどを見てチェックしましょう。
体験教室に参加すると、どのくらいの年齢の子が、どのくらいのレベルに達しているのか見ることができますよ。
英語教室はどうでしょうか。
やはり入会金に加え、毎月5000円から10000円強、さらにそこに教材費がプラスされます。
日本人講師、外国人講師の違いや、授業やカリキュラムの内容をよく比較して、通っている子どもたちの様子を見て、判断するのがいいと思います。
ピアノ教室はどうでしょうか。
幼児のコースと、ジュニアのコースなどで分けられています。
幼児コースではリズム遊びやリトミック、ジュニアコース以上から、本格的にピアノに触れることができます。
コースで内容が全然違うので、習い始める時期もよく検討したいところです。
幼児コースが5000円前後、ジュニアコースで7000円から20000円ほどと、幅が広くなっています。
さらに教材費、諸経費などがかかります。
そして、発表会やコンクールの参加費用もけっこうかかります。
参加するとなれば、ドレスを購入したりレンタルする必要も出てきます。
また、ピアノは自宅での練習は必要不可欠です。
軽量な電子ピアノなどもありますが、弾いたときのタッチが全く違うので、長く続けるなら、やはり本物のピアノを用意する必要が出てきます。
そのため、ピアノを購入する初期費用と、調律などのメンテナンス代は継続してかかってきます。
お手入れと調律を適切にして、大切に使っていれば、長く使うことができる楽器であるとはいえ、上位3つの習い事の中で、最も費用のかかるものであるといえます。
また、ほぼマンツーマンで習いますから、お子さんに合う先生であることが非常に大切になってきます。
まとめ
人気の習い事、特に、上位3つの習い事に注目してきましたね。
習い事は、もちろんお金もかかりますが、お子さんの『好き』や『得意』を伸ばして、自信をつけてあげられます。
お子さんが興味関心のある分野に挑戦できるよう、経済的にも精神的にも、サポートしてあげたいですね。
こういうときが、仕事を辞めずに続けていてよかったなぁと思う瞬間です。
お金で買えないものは確かにたくさんありますが、世の中にはお金がかかるものもたくさんあります。
お金を稼ぐことは悪ではありません。
正しい稼ぎ方で、正しい使い方をすれば、お金は家族の味方になってくれます。
社会全体として、女性の収入はもちろん、子育て世代の収入がもっと増えていけばいいなと思います。
税金やら引かれるものばかりで、手取りが増えた気がしないここ数年ですが、こうした制度も改善されて、わが子の挑戦を応援してあげやすい世の中になっていけばいいなと思います。
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