子供の習い事として、水泳教室に通うことを決めた我が家でしたが、通い始めて1ヶ月が経過しました。
初めての進級テストの様子や、4歳で習い事を始めたのが良かったのかどうかなど、実体験を知っていただき、習い事の選択や、開始時期を決める参考にしていただけたらと思います。
目次
水泳教室に通う前のレベル
まず、我が家の息子は、プールに通う前までは、水が怖い、水なんて大嫌い、というレベルでした。
お風呂やシャワーに入っても少し顔に水がかかると泣いて、もうそれ以上洗わせてくれなくなり、まだ髪にシャンプーが残っていても、必死で洗い流すのを抵抗していました。
泡だらけで終わるわけにもいかないので、最終的には力づくでシャワーで流すのですが、毎回大号泣、ジタバタと大暴れし、楽しいはずのお風呂タイムはいつも戦いでした。
ご近所の方にも、もしかしたら毎日大騒ぎの声が聞こえているんじゃないかと思うくらい泣き声が大音量で、いつか通報されるかもなぁと思ったこともあります。
水泳を習う決意
そんな息子でしたが、2回目の体験教室ではプールの楽しさを発見したようで、自分から、プール教室に通うと言ってくれました。
水泳教室で実際に美しいフォームで泳ぐ練習生さんたちを見て、あんなふうに泳げるようになるかな?なんて言って、本人もやる気になっており、期待に胸をふくらませながら、水泳教室見学後、すぐに申し込みをしました。
水泳教室に通い始める
最初は、少し緊張の色も見えていたものの、泣いたりすることなくプールの練習に参加できました。
名前を呼ばれて返事をするときも、こわごわ小さく手を挙げていて、そんな姿もかわいらしかったです。
準備体操では、見よう見まねでワンテンポ遅れつつも、なんとかみんなと一緒にできたようです。
顔を水につけられるようになるまでは、かなり時間がかかりました。
我々親としても、これだけの水嫌いからのスタートだから、簡単には水に顔をつけられないだろうと思っていました。
お風呂で水慣れのために水遊びを始める
毎日のお風呂の時間も遊びの一環として、水に慣れることができるように、家族みんなでバシャバシャと水をかけあったり、顔をつけて見せたりしました。
実は、あまりに水を怖がるので、今までもお風呂で水遊びすることを何度か主人にも提案したのですが、浴槽をおもちゃで傷つけられたくないという主人の希望により、なかなかお風呂での水遊びが実現しませんでした。
私と子どもたちのだけでお風呂に入るときは、内緒で遊んでいましたが、まぁ、お風呂の後で水遊びのおもちゃを干していると、ばれますよね。笑
嫌な顔をされたりしましたが、プールの先生から、自宅でも水遊びたくさんしてくださいねという助言もあり、最終的には渋々容認していたようです。
ゆっくりリラックスして入浴したい方にとっては、水のかけ合いなんてやりたくないのかもしれませんが、お子さんが水に早く慣れることができるという面では、メリットがたくさんなので、水泳教室を検討しているが、水を怖がるお子さんなどには、ぜひお風呂で毎日水遊びがおすすめです。
水泳教室に通って1ヶ月
家での水遊びの効果もあり、最初の1ヶ月ですごい進歩を見せてくれました。
あんなに怖がっていた水ですが、水にあごをつけ、耳をつけ、鼻をつけることができるようになりました。
自宅でも大人が朝の身支度をしていると、洗面所に来て、顔洗いやってみる~と言って、踏み台に乗ってバシャバシャと顔洗いを積極的に練習するようになりました。
顔洗いができるようになったら、そこからは成長が早かったです。
水に顔を付け、息を止められるようになり、目を開けることができるようになりました。
この水中目開けですが、これだけは少し難しかったようで、本当に進級テストの直前にできるようになりました。
初めての進級テスト
水泳教室に通い始めてから、初めての進級テストの日になりました。
先生から、進級テストの時にテスト項目がクリアできれば合格で、いくら普段の練習でできていたとしても、テストの時点で緊張でできなかったりすると、不合格になってしまうと事前に説明されていました。
実際に、普段はできてもテストでできないということも良くあるようで、テストの当日は私も緊張しながら見守っていました。
しかしながら、本人は特に緊張することもなかったようで、結果的に練習での進捗と同じ水中目開きの項目まで合格することができました。
今思えば、息子本人は、テストの意味を分かっていなかったと思われます。
テストだということを特に意識しないので、緊張もしなかったようです。
これは逆に、ある程度大きいお子さんなら、テストの意味が分かる分、余計に緊張してしまうかもしれません。
何はともあれ、無事に初進級テストを終えて気持ちよく、息子のリクエストの野菜なしのラーメン(!)をお昼ご飯に食べることができました。
1ヶ月の練習の成果と反省
まず、水慣れがある程度できたことが、とても良かったと思います。
お風呂でシャワーを浴びるときも、泣かなくなりました。
調子がいいときなら、自分からシャワーに顔を突っ込んでいくこともあります。
家で並行して、遊びと言う名の練習をしてきたことも、効果があったと思います。
おそらく、週に一回の練習だけでは、水慣れも全然進まなかったことでしょう。
それに加えて、下の子もプール行きたいと言い出したので、時々ではありましたが、市民プールにも何度か足を運びました。
市民プールでは、滑り台なども最初は怖がっていましたが、滑ってみたい好奇心が勝つようになり、やはり遊びながら、顔に水がかかることがどんどん平気になっていったと思います。
反省点は、息子が水泳教室に慣れてきたこともあり、練習中にふざけたり、遊んだりして先生の話を聞かない場面が目立つようになったことです。
最初は適度な緊張感を持って練習に参加していたのに、だんだん、おふざけが目立つようになってきました。
毎回、練習が終わった後で、帰りの車内でお話ししながら帰宅するのですが、ふざけてしまったときは、しっかり注意してきたつもりでした。
水は楽しいけれど、真剣にやらないと溺れることもあるし、先生の話を聞いて、言うことを守っていないと、ケガをすることもあるよ、と話して、その時は息子も素直にうんと聞いていましたが、しっかりと頭には入っていなかったようで、その後また事件が起きます。
まとめ
水泳教室に通い始めて、初めての進級テストはしっかりと成果が出て、親としても、見ていてとても感動しました。
息子も自信が付き、ちょっと自信過剰な部分もありますが、俺は自分で泳げるんだぜ!とドヤ顔するようになりました。
自信過剰は少々心配ですが、引き続き、真面目にやるところと、遊んでいいところとの線引きをしつつ、何度も言い聞かせていかなければならないなと、気を引き締めました。
水泳教室に通って3ヶ月目のお話しも記事にまとめていますので、ぜひ併せてお読みください。
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