トイトレグッズも種類豊富で、何がいいのか迷ってしまいますね。
かわいいキャラクターものから、インテリアを邪魔しないオシャレなものまで、選び放題です。
今回は、我が家の子どもたちのトイトレ体験と、友達のトイトレ体験なども踏まえて、どのようにトイトレ用品を選ぶのがいいのかを、一緒に見ていきましょう。
必ず準備するもの
まず、最低限準備するものは、以下になります。
一番お金がかからないコースです。笑
普通のパンツ
補助便座
この2点は必須ですね。
パンツですが、もし余裕があれば、一緒にパンツを選んで、お子さんがこれならやる気が出そう!というものを、自分で決めるといいかもしれません。
だいたいは好きなキャラクターなどを選んであげれば、もうそれだけでお兄さん、お姉さん気分ではいてくれるはずです。
パンツのサイズですが、私のお勧めは2サイズアップです。
なぜかというと、基本的にこの頃の子どもたちはお腹ポッコリであることと、パンツがしっかりお腹の上まで上がるほうが、安心感があるようだからです。
きつ過ぎると嫌がってはいてくれないこともあります。
自分で簡単にはけることで、お子さんのやる気がさらにアップします
逆に、うまくはけないと、もうはかないとすぐにあきらめてしまったりします。
あとは、長くはけるというメリットも、おまけで付いてきます。
男の子で細身な子は、2サイズアップだと大きすぎるかもしれません。
パンツは試着ができないので、難しいところではあるのですが、お子さんの体型と、ズボンなどをはかせたときのフィット感の好みを踏まえて、パンツのサイズを決めましょう。
枚数に関しては、どんどん汚されることを考えて、我が家では10枚用意しました。
ご家庭の状況に応じて、洗濯が間に合う数を用意しましょう。
さて、我が家もそうでしたが、パンツを買ってきてすぐは、警戒してはいてくれませんでした。
そういうわけで、パンツを買ってきたら、パッケージから出して、一度洗ってから、おもむろに部屋に放置しておきました。笑
初日は指一本触れずに、興味の無いそぶりをしていましたが、翌日には誘惑に負け(?)、パンツを手に取り、これなぁに?○○ちゃんの?
などと、気になって仕方がない様子。
でもまだはいてくれません。笑
手ごわいな。でも大人は一枚上手だぞ。
ここで、絵本や動画の登場です。
お兄さん、お姉さんパンツをはいている絵本の主人公や、トイレやパンツに興味を持たせられるアニメ動画などを見せ、本人にもやってみたい!という気持ちになってもらいます。
さて、便座のお話です。
キャラクターの付いたかわいい補助便座もありますね。
もちろんお子さんの性格によるのでしょうが、保育園でおすすめされたのは、キャラクターの付いていないシンプルなものでした。
なぜなのか聞いてみると、アンパンマンの付いた補助便座を園で使っていたときに、アンパンマンが好きすぎて、トイレに行ったものの、トイレから戻ってきたくなくなる現象が起きたのだそうです。笑
トイレに行くことさえ拒否され続けているお父さんお母さんからしたら、うらやましいくらいの話だとは思うのですが、他の子も使えないし、他の活動もできないということで、その補助便座は撤去されたそうです。笑
他にも、取っ手が前についていると、排泄後に拭きにくいとかで、横についているのがおすすめだそうな。
便座のお話をもう一つだけ。
実は我が家の上の子がこだわりの強い子で、最初はもっと、踏み台やらシールやら、いろいろ買って準備をしておいたのですが、全然トイトレ進んでいないにもかかわらず、大人と全く同じにしてくれないと嫌だ!
と、踏み台を最初から取っ払うと言い出し、ついには補助便座さえ使わない!と言い始めました。
で、しかたなく、補助便座も外してやらせてみたのですが…。
案の定、という感じで、すっぽりと便座にハマってしまいまして。笑
そりゃそうですよね。
大人のサイズの便座なんだから。
本人は大号泣して、それ以来は補助便座をしばらく使ってくれるようになりましたが、見ていた私は申し訳ないけど、もう大笑いですよ。
ただ、慣れてきたころにはまた便座を拒否するようになり、太ももの筋肉で便座から落ちないように踏ん張りながら用を足すという、謎の芸当を身につけました。
そこをがんばるんだ?みたいな。
そんなわけで、みなさんの大切なお子さんも、うちの子のようにすっぽりハマって動けなくなってしまうと大変ですから、パンツと補助便座、この2つは必ず準備しましょう。
もし、お子さんが便座なしでやってみたいというときは、ぜひ一度はやらせてあげてください。笑
意外に上手にできちゃったりしたら、逆に残念だったりして。
あったほうがいいもの
必須項目の次に、基本的にはあったほうがいいものをご紹介します。
踏み台です。
踏み台があると、便器に上がりやすくなるのはもちろん、大きいほうをするときに、足が地に付くことで踏ん張りやすくなり、トイレ成功率が上がります。
踏み台も、便器に沿って美しいカーブを描いた、便器にフィットするものや、100円ショップで売っている簡易な踏み台や、牛乳パックなどで手作りする踏み台など、様々あります。
ものによってはけっこう値段がします。
踏み台が不要になった時に処分する場合、あまり立派なものだと捨てるのが大変だったりします。
我が家では、作るほどは時間も余裕もなかったのと、高いのは嫌だなと~思ったので、100円ショップの折り畳みの踏み台を選びました。
100円ショップですが400円でした。笑
でも、トイトレで使わなくなった今も、子どもたちが、お手伝いをしてくれる時や、お料理している様子を見たいときなどに、キッチンなどで普通に現役で使っています。
値段以上に活躍してくれているなぁと感じています。
その他のアイテム
補助便座の前に、おまるで練習することもありますよね。
我が家ではおまるは使わなかったのですが、トイレを怖がるお子さんや、状況によって必要であれば、おまるも用意しましょう。
おまるのメリットは、足がしっかりついて踏ん張りやすいことです。
トイレの個室以外でも、練習ができます。
デメリットがあるとすれば、私はこれを懸念したのですが、おまるに入った排泄物を運んだり、洗ったりするのが手間だな…と感じたことです。
私がめんどくさがりなだけで、実際は大した労力ではないのかもしれません。
直接トイレにしてくれ~と、完全にこちらの都合ですが、考えてしまいました。
やる気を引き出す
なかなかトイレに行きたい気持ちになってくれないお子さんも多いです。
我が家もその段階に行きつくまでにかなりかかりましたし、子どもたちが通っている保育園でも、いろんな話を聞きます。
やる気を引き出すアイテムとして、絵本、シールなどが有名ですよね。
ただ、実際にトイトレしてみてすごく思ったことは、子どもをコントロールするのは非常に難しいということ。
いや、私がへたなだけで、世の中のお母さんたちはもっとうまくやっているのかもしれないです。
トイレを題材にした、絵本があります。
我が家でも、トイトレの絵本を購入し、一緒に何度も読みました。
絵本を楽しく読みながら、トイレは楽しいところで、トイレでできたら、すごく気持ちがいいということを、繰り返して何度も伝えました。
絵本を読んでからは、自主的にトイレに来てくれるようになりましたし、大人のトイレの後、ジャ~っと流すのを眺めたり、手を振ってバイバイしたりしていました。
おもちゃですが、シルバニアファミリーのトイレと人形を置いて、ほら、うさちゃんもトイレでしてるね!
と見せてあげるのもいいですし、今は100円ショップにもトイレの形のおもちゃが売っているので、大きさがちょうどよさそうなぬいぐるみなどをおもちゃのトイレに座らせるのもいいですね。
そして、有名通信教育のDM、みなさんのところにも来てませんか?
普通にすでに契約してるなら、ふろくがついてくるはずですが、我が家はDMについてきたおまけのDVDで、トイレッシャの歌を一緒に覚え、トイレで歌ったりしていました。
いや、契約しなよ!と突っ込まれそうですが。笑
基本的に節約育児なので、買わずに済むものは買いません。笑
この歌は上の子はけっこう気に入っていました。
新幹線が大好きだったので、一曲歌い終わるまで、座っていてくれましたし、その曲の長さもちょうどよかったです。
シールと台紙も準備しましたが、我が家の場合はこれは失敗でした。
とにかくトイレに行けばシールが貼れる、と学習したようで、一瞬トイレに座って、すぐにおりて、シールちょうだい!と言って、また数分しないうちにトイレ!と宣言して、シールだけやたら消費が激しくて、完全に、シール貼るためだけに形だけトイレに行ってるんですね。
トイレに行くものの、もちろん出ず、トイレって言わないな~と思っていると、オムツにしてしまっていて…というループを、何度となく繰り返しました。
うちの子、浴室の中ではなぜか、でる!と宣言してからしてたんです。
だから、絶対に出し方はもう分かってるんですね。
これからするということも言えているし。
残念ながら我が家では、シールのごほうびはちょっと失敗に終わってしまいました。
まとめ
選択肢がたくさんあるので、迷ってしまいますが、
お子さんの好みや性格、状況に合わせて、いいものを選べるといいですね!
我が家も、ゴールに至るまで本当にいろいろ試して、何度も失敗しましたが、今ではいい思い出です。
当時はそんな風に思う余裕は全くありませんでしたが…。笑
準備ができたら、トイトレスタートですよ!体験談もまとめていますので、ぜひお読みください。
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