英語教育に興味のあるママなら誰もが悩む、英語教室での習い事と、自宅での英語教材と、どちらがいいのだろう?という疑問。
ショッピングモールなどのイベントで、英語教材のサンプルをもらったことがある方も多いと思います。
金額高いんでしょ?うちは無理!と思いますか?私も最初はそう思いました。
英語教室に通うほうがいいのか、はたまた何もしなくても大丈夫なのか。
いずれにしても、既に小学校からの英語教育がスタートしています。
中高とさらにレベルの高い英語力を求められ、子どもたちが大人になるころには、英語でコミュニケーションを取れることが、あたりまえの世の中になっているかもしれません。
今回は、英語教室を見学して感じたこと、英語の教材を幼少期に使用した実体験と効果、英語教材の選び方を、まとめてみました。
英語教育についてもまとめていますので、併せてお読みいただけたら幸いです。
英語教育が変わった今、なんらかの対策は必要だと、漠然と考えている方は多いのではないでしょうか。
私もその一人でした。
でも、何を選んでいいか分からない、というのが、正直なところです。
英語教室の見学
我が家はまず手始めに、近所で通えそうな英語教室をリサーチするところから始めました。
そんなときにたまたま、スーパーの入り口で英語教室のチラシを配っていました。
くじ引きをして、何かが当たって(当たったような設定にして、)特設ブースに移動して…
英語教室や英語教材は、勧誘方法がどこも似ているのが不思議ですね。笑
特設ブースでは、景品のお渡しのための簡単なアンケートに回答させられます。
景品をなかなか渡されないまま、勧誘がはじまります。笑
ぜんぜん勧誘してくれていいんですよ。もともとリサーチ中だったので。
英語学習に興味があります、見学も行きたいです、と積極的な私に、むしろ勧誘のお姉さんのほうが引き気味。笑
その場で見学の予約をして、スーパーで買い物した後、自宅に帰りました。
見学当日、ぐずる2歳前の子をなだめながら、英語教室に向かいました。
抱っこひもで抱っこをすると、ひとまず落ち着いたので良かったのですが、英語教室のお姉さんはイスに座るようすすめてくれたものの、座ったとたんに泣く我が子。
しかたなく、立って左右に揺れながら、英語教室を見学することに。
教室の生徒さんたちは、見学に来た人が珍しいのか、何度も後ろを振り返ったり、そわそわしている感じでした。
私がずっと揺れていたから気になったのかも?
あまり普段から見学に来ないのかな?と思いつつ、そのまま見学。
生徒さんたちは、だいたい4歳くらいから、小学生の中学年くらいまでが同じ教室にいて、かんたんな英語のあいさつで授業が始まり、英単語をカードを見ながら覚えたり、英語の歌を歌ったり、英語でゲームをして遊んだり、という内容でした。
そして、たまたまその日がそういう生徒さんが多かったからなのか、私が見学していたせいで集中力を奪ってしまったのか、子どもたちはあまり落ち着きがなく、先生が話していても、お友達としゃべっている子がいたりするのは気になりました。
授業自体もオールイングリッシュではなく、先生も日本語を交えながら授業をしていく、というスタイルでした。
生徒さんたちの発音も、まだ恥ずかしさがあるからなのか、いわゆるカタカナ英語のそれで、お世辞にも発音がいいとは言えない感じでした。
見学終了後、先生が来てくれ、どうでしたか?と声をかけてくれました。
試しに、ここに何年通ったら、日常会話ができるようになりますか?
と聞いてみたところ、成人コースに移行して、しばらく通っていただいて…という、弱気な回答が。
ジュニアコースではそのレベルまではいけないということなのでしょう。
あくまでも英語に興味を持ち、親しみ、人より多く単語を覚えたりできる、ということが目的のようです。
その後、どんな教材を使っているかの説明があり、英語の発音が聞ける電子機器や、テキストなどを見せてもらいました。
カリキュラムと、おすすめのコースなどの説明があり、最後に、ぜひご検討くださいと、入会申込書のセットを渡され、帰ってきました。
見学の正直な感想としては、月約5000円ではこの内容なのかな、という感じで、あとは生徒さんの様子が、習い事の場としてはあまり好印象ではなかったこと、もしも長年通っても成果はなんとなく予測がつくかな、と感じました。
本当は他の英語教室も見学してみたかったのですが、2歳前など小さいうちから始められる教室が意外と少ないのと、小さい子向けの内容なら、自宅でもできるのでは?という気持ちが強まったことなどもあり、英語教室ではなく、自宅でできる英語教材に絞って考えることにしました。
ブリタニカの英語教材を幼少期に使った実体験
まず、私の幼少期の頃のお話しをする必要があるでしょう。
物心つく前から、私の家には英語の本やカセットテープが大量にありました。
あれ…?カセットテープって、分かりますよね?
一昔前の、音楽などの記録媒体のことです。
もしかして知らない若い方もいらっしゃるかもなので、念のため。
さて、リビングにどん!と陣取った本棚に、ぎっしり詰まった教材は、知っている人は知っている、かの有名なブリタニカの英語教材でした。
当時のお金で30万円超えるくらいだったと、大人になってから聞きましたが、母が教材をフルセットで購入してくれていたのです。
小さい時はありがたみが全く分かりませんでしたが、大きくなってから、この教材を買っていてくれたことが、どれだけ自分のためになっていたのかがよく分かりました。
これに関しては、当時相当高額だったであろうものを、買う決断をしてくれた母へ、本当に感謝です。
働いてお金を稼いでくれて、買っていいよと承諾してくれた、父にも感謝ですね!
さて、こうしてこの教材の絵本や紙芝居を見たり聞いたりして育った私は、中学生になって英語の授業が始まっても、苦手意識など全く感じることなく、楽しく授業についていくことができました。
そして、自分でも不思議なのが、子どもの頃に聞いたこの教材の英語のセリフを、今でも鮮明に思い出せるのです。
とくに記憶に残っているのは、モクモク村のけんちゃんというお話。
けんちゃんが、キュウちゃんという案内役の鳥と一緒に冒険しながら、いろいろな英語表現を学んでいくのですが、ドキドキはらはらしながら、手に汗を握り、飽きさせない展開で物語は進んでいきます。
私、実はこのキュウちゃんのこと、ずっとカラスだと思っていたのですが、今思えば九官鳥のキュウちゃんだったのかもしれません…。
知っている方いらっしゃいましたら、ぜひコメントくださるとうれしいです!
話をもとに戻しましょう。
子どもの頃は、耳で聞いて発音やセンテンスをそのまま覚えているだけなので、読み書きはできませんでしたし、はっきり発音しない単語など、聞き逃している部分もありました。
英語の絵本もたくさんあり、もっと身を入れて学習すれば、英語の読みもしっかり身につけられたかもしれませんが、レベルが上がっていくと難しくなり、教材の前半はよく使っていましたが、後半のほうはあまり本を開かないままになってしまったものもありました。
今、昔の自分に会えるなら、声を大にして言いたい!
もっとしっかりやっておいたほうがいいよ、と!
こんな状態ではありましたが、それでも効果はあったようです。
中学校に入り、英語の授業で改めて習うときに、あ、けんちゃんが言ってたセリフと同じだ…と思いだし、そこで点と点がつながって、よりはっきりと理解することができていました。
単語だけではなく、つながった文章としていろいろな表現を記憶しているので、新しい文法を習ったときも、何の抵抗もなく意味が頭に入ってきました。
単語をとっても、英語の絵本に出てきた簡単な単語がしっかり記憶に残っており、英単語の暗記にそこまで苦労せずに済みました。
そんな私の中学校時代の英語レベルはというと、授業をまじめに受けて、普段は自宅学習はほぼせず、自宅学習はテスト前の数日のみ、という状態で、学年でトップクラスを維持していました。
書くテストはともかく(それでもだいたいは90点台でしたが)、リスニングのテストは大得意で、初めて聞くストーリーでも、耳にしっかり入ってきました。
よっぽど難しい単語が出てきても、前後の文脈からだいたい予測がつけられましたし、今思えば、やはり幼少期に英語に耳が慣れていたこと、これが一番大きいと思います。
そして、同じく幼少期に覚えた単語が土台にあったこと、これもありがたかったです。
それが、中学生になっても忘れてしまうことはなく、しっかり記憶に残っていたんですね。
私はめんどくさがりで、大変なことは苦手です。
だからこそ、地道な努力や暗記といったことは本当に嫌で、社会系の教科は暗記が多くて嫌いでした。笑
それなのに、英語は同じように単語の暗記が多いにもかかわらず、努力せずとも簡単に、自然に理解することができました。
地域の複数の中学校で合同の、英語のスピーチにも出場し、3位に入賞しました。
英語で苦労しなかったのは、間違いなくこの教材のおかげです。
高校でも英語で特に苦労することなく、卒業後は英語を使う場面はほとんどなかったものの、海外旅行では、思ったことをそのまま英語で表現できるほどのレベルではないので、近い意味になる、より簡単な表現に直して、なんとか意図が伝わるようにがんばりました。
ペラペラ話せると言えるほどの状態ではないのですが、相手もそれなりに分かってくれるので、外国で言葉が通じずに途方に暮れる、ということはなかったです。
そんなわけで、私も自分に子どもが生まれたら、英語に関して将来困らないように何らかの対策はしてあげたいなと、漠然とではありますが、考えていました。
英語教材の選び方
そして結婚し、出産をし、下の子の妊娠中に外出したとき、たまたまショッピングモールでイベントをしていた、ディズニー英語システムの営業の方に声をかけられます。
自分自身、教材に対する抵抗が全くないので、むしろ、子どもが生まれたら何か買おうと思っていたくらいでしたので、営業の方のセールスを嫌だとは思わず、無料の体験CDとDVDをもらい、そのまま自宅での教材体験も予約しました。
営業の方も少し拍子抜けしたような感じでびっくりしており、それがまたおもしろかったのを覚えています。
CDは帰り道の車内ですぐにかけ流し、子どももすぐに、まずはABC Songを覚えました。
きらきらぼしと同じメロディなので、覚えやすかったようです。
おまけでもらった英語のカードでも、発音を一緒にしてみたり、カードの色を英語で言ってみたりと、おまけのカードでも楽しく遊べていました。
教材購入に非常に前向きな気持ちで迎えた自宅で教材体験の日。
セールスの方はおばちゃんで(失礼)、教材の体験といっても、トークアロングカードをほんの少し触らせる程度で、一番興味のあったタッチペンなんかはほとんど試させてもらえず、基本的にDWEがいかにすばらしいかの解説と、営業トークが大半を占めていました。
英語の耳を育てられる、子どもが小さいころが一番重要で、2000時間の英語のインプットの時間を作り、毎日英語に触れさせながら、かわいいディズニーキャラクターで楽しく取り組めるのはDWEだけ!と熱弁してくれました。
私が営業担当なら、もっといろいろお試しさせて、良さを理解してもらって、確実に契約につなげるけどなぁと考えつつ、その日は即日契約はせず、教材体験という名の営業かけられ体験の特典である、ミニーちゃんパペットをいただき、おばちゃんには一旦返ってもらいました。
当日契約をすれば、DVDプレーヤーがもらえる特典もあったのですが、たぶんテレビで見るし、個人的にはさほど特典には魅力を感じませんでした。
DWEの言語習得についての考え方や、言っていることは非常に共感できました。
私たちの子どもが、単純に母国語である日本語を覚えるまでの過程と、自分が子どもの頃に英語の教材から学んだ過程と、さらに、自分の英語学習で、不足していたこと、つまり、もっとこうならさらに英語が上達していたであろうポイントと、いろいろふまえて考えましたが、DWEの方向性は正解だと思います。
ちなみに、英語上達に自分に不足していたと思うのは、アウトプットの機会です。
インプットは耳から、音で覚えて、文法は丸ごと記憶に残ります。
耳で聞きながら絵本や紙芝居のイラストを見ていると、英語の意味も自然と分かってくるのと同じように、DWEの場合はDVDですから、より子どもにとっては理解しやすいと思います。
DWEを正規で契約すれば、キャップの取得による進級制度や、イベントの参加などでアウトプットのチャンスがたくさんあります。
間違いなくいいのですが、私の経済状況から言ったら、なにせ高額でした。
私が教材を研究した結果、DWEの効果を最大限発揮するには、フルセットか、最低でもミッキーパッケージ以上である必要があります。
ミッキーパッケージ以上というのは、基本の5教材を含むセットのことです。
ただ、このDVDの映像は古いものや解像度の低いものが多く、子どもが継続して興味を保てるものとは到底言えません。
そこをうまく誘導して、お子さんの英語環境を整えてあげるのが親の役目なのですが、それが正直一番難しいと感じます。
そうなってくると、教材自体のおもしろさに頼る時期が必ずやってきます。
教材自体で子どもの関心を引くとなると、DWEの中ではミッキーマジックペンが一番でしょう。
マジックペンは、ミッキーパッケージ+G以上のセットについてきます。
これで、2019年の最新版を購入するとなると会員価格で789,480円です。
これでもフルセットではないので、ついてこない教材があります。
参考までに、本当のフルセットである最上位セットは、ワールドファミリーパッケージ、会員価格税込で963,360円です。
これプラス会員になれば、毎月3,410円の会費もかかる…。
でもこの会員にならないと、電話でのネイティブの先生との英会話や、イベントの参加などができないのです。
しかも、イベント自体にも参加費がかかります。
国内の週末イベントが大人一人目が1600円、二人目は800円、1歳以上の子ども一人目が1060円、二人目が530円となっていて、家族4人で参加するとなると3990円…。
宿泊ありのイベントとなると、もちろんもっとかかります。
さらに、会員になれば教材を破いてしまったり、破損してしまったときに、保証制度を利用することもでき、新しいものと交換してもらえます。
DWEの教材の絵本などは、正直、破けやすい紙でできています。
本当に簡単に破けます。笑
お金の話もしてきましたが、みなさんの印象はどうでしょうか。
はい、高いですよね。私も高いと思いました。
高いんですが、幼少期の英語耳を育てられる今から始められて、毎日できると考えたら、やはり自宅で取り組む教材なんですよね。
そして、自分の体験を自分が一番よく分かっている分、この教材がとてもいい、というのは本当によく理解できました。
営業さんが言っているのは、本当のことなんです。ただ値段が高いだけで。
さらに、自分の幼少期に不足していた、声に出す、話す機会を作る、という面もクリアしていて、喉から手が出るほど欲しいと思いました。
世の中には他の教材も山ほどありますが、DWEほどそれぞれの教材が効果的に連動し、次のステップに抵抗なく移行していけるものは、他にないと思います。
先にお話しした、私の幼少期の経験を思い出してほしいのですが、教材のレベルが上がると、難しくなって進んでいけなくなってしまった、あの現象ですね。
DWEなら、最初の段階で歌で単語の意味が既に頭に入っているので、ストーリーになっても難しいという感覚が無く、自然に頭に入ってきます。
全て連動しているおかげで、無理なくレベルを上げていけるのです。
まとめ
長々とだいぶ熱く語ってしまいましたが、本当にDWEは素晴らしい教材だと思います。
お子さんがディズニー、特にミッキーミニーが大好きなら、これ以上のものはないと断言できます。
もしみなさんが、経済的に余裕があり、会員になって毎月会費が発生することも苦にならず、週末イベントや進級制度なども積極的に参加できるのであれば、迷わず正規購入することをお勧めします!
ただ、私は悩みに悩んだ挙句、最終的にDWEからの正規購入はしないことにしました。
ええぇぇぇぇ?!
これだけ語っておいて結局買わなかったの?!と、ツッコミが入りそうです。
ツッコミはコメント欄からお願いいたします。笑
じゃあ一体どうしたのか?
教材購入に至るまでのお話をまとめていますので、ぜひお読みください。
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